6月10日 あのオールスター達と同じ指導を by 木島タロー & DUC

↑↑フジテレビ公式ニュース「フジテレビュー!!」でもご紹介いただきました↑↑

オールスター合唱バトルの条件は厳しい。たった1ヶ月、限られた練習回数で合唱未経験者をテレビで歌えるレベルまで引き上げる。

そのためにはまず、その合唱スタイルが、年数をかけて精緻に仕上げる頭声合唱であることはできないこと。各歌い手がキャリアの中で持っている「自分の声」で臨める、すなわち、パワーコーラススタイルであることは必須だ。

そして、アレンジ、資料、指導の連携。これがなければ5チーム全てがテレビに相応しいエンターテインメントに育つことは不可能だ。

これらの要件は、僕が常から「普通科の合唱」と考えているものに通じる。学習指導要領とその解説から「頭声発声」の文字が消えたのは平成23年、それ以降、教育現場では「ジャンルごとに適した発声」で歌うように推奨されている。

僕の合唱の目的は高度な芸術ではない。テレビを見た人々が「ああ綺麗だな」ではなく、「私もあそこに入って歌いたい」と思える合唱こそが僕の答えだ。

合唱が今のような一部のマニアの高度な趣味ではなく、すべての人々の生活の一部である日々を取り戻すためには、この音楽を出来るだけ多くの人に体験してもらい、指導においては後進も育てなくてはいけない。

足をお運びいただき、輝く時間を共に体験していただければ心よりの幸いです。

Taro Kijima

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