Thank you 2022

10大ニュース、という形で並べてみます。どれも重いので必ずしも重要な準、ということでもないですが。

1.DUC 15周年

こんなにきたんだな。と。実の所、コロナに入ってからDUCの活動の場は今に至るまで制限が多い。この期間に離れてしまったメンバーたちもいる。それでもDUCの道は閉ざされてはならない。僕がどんなに活動の場を広げても、この音楽ジャンル「パワーコーラス」の未来は、最終的には全ての道が「オリジナル楽曲を演奏するアーティスト」の活動に集約されることで開かれる。今のメンバーたちと迎えることができた15年に、心から感謝。

2. 芸能人合唱バトル

昼間に1時間の特番とは言え、一大事業をお任せいただいた。狩野英孝さんやさくらまやさん、山川豊さん、つい先ほどレコード大賞新人賞を取った田中えいみさんをはじめとして多くの方と知り合わせて頂き、その方々に恥ずかしながら先生と呼んでいただき、その出会いが収録後も脈々と続いている。テレビというのは自分の個性を磨き上げた多くの方々で出来ている。その場にいることの出来た幸せに、感謝。

3. カンロのど飴コンクール審査員

カンロのど飴が国立音楽大学と共同で開発した「ヴォイスケアのど飴」がきっかけとなったコンクールで、単独、一次審査の審査員勤めさせていただいた。2次審査(決勝)の審査をお勤めになったゴスペラーズさんからも直筆のサインをいただき、コーラス文化が開かれていく新たな可能性に立ち会うことが出来たという印象だ。全国でさまざまなスタイルを持って活動するコーラス団体の様子も見ることができた。大学が与えてくれた機会に感謝。

4. 片手で持てる防音室 Voicease クラウドファンディング

1400万円を集めたこの企画と商品は、日本で声を出す人々にとってのゲームチェンジャーになると信じる。すでにTwitter上にはVtuberさんたちをはじめとする多くの人たちの活発な報告がある。Vtuber, Syncroomer, など新たな歌の層との出会いも開かれ、さまざまな方々に感謝は尽きないが、まずは、どこまでもこの商品の可能性を信じてくれて、予算の全てを責任を持ってプロジェクトを支えてくれた女傑、アリアの堀口直子社長に感謝。

5. 自由の森学園との再会

いったい日本の合唱はどこで間違ってしまったのかを調べてゆくうちに出会った昭和の教育改革家「斎藤喜博」。日本の合唱教育の本流に逆らって、子供たちの元気な声を決して矯正しなかった。そのため、音楽界から叩かれた人だ。その著書を読むうちに明らかに自由の森学園の教育と関係があると考えるに至った。興味がある学生とともに自由の森を訪ね、理事長、校長から斎藤喜博と自由の森の教育との関連を聞き出した。僕は自分の人生がまるで合唱の天使たちによってデザインされているように感じた。不思議な縁の数々に感謝。

6. 6色発声の書籍化

実はこの本はまだ一般販売されていないが、書籍としては完成している。日本の発声教育がめちゃくちゃであることを、ムスメの教科書をきっかけに知った僕は、これを解消するために一つの教育メソッド確立した。この考え方は、教育現場で多くの問題を解決するはずだ。後押ししてくれたパワーコーラス協会の大庭泰三氏に、また、このインスピレーションを与えてくれた多くの出会いや過去の偉人たちに感謝。

7.はこだて国際民俗芸術祭出演

実に9年ぶりに招いてもらったこのイベントでは、前回と同様、多くの出会いがあった。本当に、この場所に招かれるのは光栄なことだ。この数日だけ元町公園に現れる、世界中の音楽が詰まった夢の国だ。自由の森の先輩でもある主催のひのき屋のソガさんと、DUCのファンでいつづけてくれる函館の加藤さんに感謝。

8.国立音大パワーコーラス Emovox 活動開始

かつて国立音楽大学には合唱の黄金期があった。でも、今のオーソドックスな合唱でその熱気を取り戻すことは不可能だ。もう一度、国立に合唱の黄金期が欲しい。その思いでスタートしたのが「Emotion(感動)」と「Vox(声)」を重ねたチーム名の Emovox だ。どのくらい続いてゆくかはまだわからないが(第一僕は非常勤講師なのでいつまで大学に籍を置けるかは大学の判断次第)、スタートしてくれた学生たちに感謝。

9.ムスメ高校合格

まあ、僕も受験勉強などという活動に子供が何ヶ月も貴重な人生の時間を取られることには賛成ではない。ムスメは自分で学校を選び、受験勉強らしいものもたいしてなく、早々に、IT社会で生きて行ける人材を育ててくれそうな学校を選び、合格した。ベストチョイスだったのではないか。なかなかに感心している。新たな社会のあり方と、呑気ながらどうも確実に自分の道を選んでいるムスメ。平和な家族の状態に感謝している。

十.大学の授業

大学の合唱の授業はいつもエキサイティングだ。今年の学生たちもやってくれた。そして、出席不正などの悲しい事件もあった。不正をして教員免許を取ってはいけない。厳しく対処した。出会いもあった。葛藤する学生や、常に前のめりにトライしてくる学生などなど。合唱を通しての出会いは常に熱いものだ。自分の人生が今この姿であることに、心より感謝。

みなさん、1年間ありがとうございました。2023は、2022の種が次々に眼を出す時であると、一点の曇りなく信じることができます。

良いお年をお迎えください。

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