「剣を鋤へ」と歌う歌

ダイソンが人工呼吸器を開発、フォード、GMも製造へ。

 
思い起こさせるのは旧約聖書イザヤ2:2〜2:4。
 
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終りの日に次のことが起る(中略) 彼らは剣を鋤(すき)に打ちかえ、槍をかまに打ちかえて、国は国にむかって、つるぎをあげず、彼らはもはや戦いのことを学ばない。
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“beat swords into plow”(剣を鋤に打ち変える) は、平和の時が来ることへの象徴として数々の歌に現れる。
マイケル・ジャクソンの Heal The Worldや レ・ミゼラブルにも。
 
また、”Study war no more”(もう戦いを学ばない)は、おなじみ、Down by The Riverside に登場の一節。
 
聖書の預言する世界の終末はあくまで「今の世界」の終末であって、決して悲しい終わりの日じゃない。
 
掃除機の会社、車の会社が人工呼吸器を製造し始めた。
そして、この写真はドイツ空軍が発表したものだ。
軍用機を改造し重篤患者を運べるようにし、イタリアからドイツへ運ぼうとしている。まさに、剣が鋤へと作り変えらているのを僕らは目撃している。
 
 
ドイツ空軍
 
世界が「もう兵器を作っている場合でも戦争している場合でもない」となって、世界中の軍需工場が人の命をつなぐための道具を作り始めるまで、そんなに長くかからないのかもしれない。
この混乱の後で、どの世界に向かうかは、僕ら一人一人の立ち位置にかかっている。
 
#TillWeMeetAgain
 

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